カテゴリー別アーカイブ: 支配人便り

京都嵐山 花のいえ もみじ便り 2021 No.3 【支配人便り】 (2021年11月13日)

”花のいえ”から、「もみじ便り 第3弾」です。

11月10日過ぎてから最高気温が17度前後、最低気温は7度前後の日が続き、
朝夕の冷え込みとともにコート姿もちらほら見られるようになりました。

この寒さで紅葉もだんだんと進み、かなり色づいてきました。

今回は、11月13日(土)の嵐山周辺や花のいえの紅葉の様子をお伝えします。

 

(渡月橋北詰から嵐山を望む)

 

(大堰川河畔)

 

(渡月橋から嵐山・大堰川上流を望む)

 

 

”花のいえ”の唐門横のもみじも10日前より、紅葉が進んでいるのが分かります。

 

(11月13日撮影)                (11月3日撮影)

 

 

”花のいえ”の中庭園のもみじは、まさに錦絵です。

 

”花のいえ”の玄関は、赤と緑が対になって、これはまた何とも趣きがあります。

 

この勢いで行けば、紅葉の見ごろは11月下旬~12月上旬でしょうか。

”花のいえ”では、ご宿泊、ご昼食でも平日は空いている日がございますので、
是非この機会に、京都嵐山の紅葉を”花のいえ”でお楽しみください。

 

                              支配人 敬白

京都嵐山 花のいえ もみじ便り2021 No.2 【支配人便り】 (2021年11月05日)

”花のいえ”から、「もみじ便り第2弾」をお届けします。

11月に入り暖かい日が続いていますが、朝夕はめっきり寒くなってきました。

前回の撮影(10月27日)から、嵐山も紅葉が徐々に進んでいます。

今回は、11月3日(水)文化の日の嵐山の紅葉の様子です。

 

 

 

 

 

 

この日は祝日とあって観光客の方も多く、人力車が連なって走っていました。

 

 

”花のいえ”も日当たりのよい桂川沿いや庭園の木々の先端は随分色づいてきました。

 

 

  

 

  

 

 

毎年、紅葉の見ごろはいつぐらいになるか気がかりなのですが、
今年は、この調子だと11月中旬から下旬といったところでしょうか。

”花のいえ”では、11月の平日はご宿泊やご昼食でお部屋が空いている日もありますので、
お気軽にお問合せください。(電話 075-861-1545)

皆さん、この機会に錦秋の嵐山を是非”花のいえ”でお過ごしください。

 

                         支配人 敬白

 

 

京都嵐山 もみじ便り 2021 No.1 【支配人便り】 (2021年10月27日)

京都嵐山“花のいえ”から、「もみじ便り」をお送りします。

 

10月前半は肌寒い日が続いていましたが、ようやく平年並みの暖かさが戻り、
今日(10月27日)の日中は汗ばむくらいの暖かさでした。

そんなポカポカ陽気の中、嵐山・渡月橋周辺は修学旅行生や観光客で賑わいを取り戻しつつあります。

さて、嵐山の紅葉の見ごろは例年11月中旬以降になりますが、少しずつ色づき始めています。

(撮影は10月27日)

 

(渡月橋から嵐山・法輪寺を望む。)

 

 

中之島公園の桜は既に赤く染まり、落葉もはじまっています。

 

大堰川上流では、色づき始めた嵐山をまじかに眺めながら屋形船やボートが行き交っています。

 

亀山公園は、南向きのせいか早くも色とりどりの感じです。

 

“花のいえ”も、桂川沿いの三条通り側では、早くも紅葉が始まっています。

(渡月橋から望む”花のいえ”)

 

(”花のいえ”唐門周辺、三条通側)

 

 

 

”花のいえ”の中庭園のもみじは、先のほうだけが薄く色づいています。
見上げると、青もみじにうっすらと赤もみじがまざり、絶妙のグラデュエーションで彩られています。

 

毎年実をつける「花梨」は、今年も豊かに実っています。
収穫した「花梨」は、ロビーにてお客様にお持ち帰りいただきたいと思っています。

 

まだまだ紅葉は始まったばかりです。
これから順次、京都嵐山の紅葉の様子をご紹介していきますので、皆さんお楽しみに!

                                 支配人 敬白

新型コロナ感染対策認証店に登録! (2021年09月30日)

”花のいえ”は、京都府の「新型コロナウイルス感染防止対策認証店」として登録されています。

 

このたび、京都府の緊急事態宣言が9月30日をもって解除されたことに伴い、

 

10月1日から、”花のいえ”での昼及び夜のご宴会は通常営業となります。

 

夜のご宴会の営業は8時半まで、酒類は昼も夜も提供させていただくことができます。

 

 

今後とも、新型コロナウイルス感染防止対策に万全を期して取組みながら、

従業員一同、皆様のご利用を心よりお待ちしております。

                          花のいえ 支配人

 

>>花のいえの行っている新型コロナウイルス感染症対策は、こちらのページをご確認さい。

夏の夜の嵐山【支配人便り】 (2021年07月28日)

梅雨明けから厳しい暑さが続く中、京都嵐山の夜をご紹介します。

 

嵐山の夏の夜といえば、何と言っても鵜飼です。
7月1日の鵜飼開きを前回ご紹介しましたが、今回は屋形舟に乗船した鵜飼体験記です。

 

7月27日の日も暮れた午後8時。嵐峡から川面を伝って吹く風が肌に心地よく、昼の暑さが嘘のようです。

 

大堰川下流の旅館や船着き場の灯が映る川面をゆっくり進み、
静寂の夜に船首の水を切る音だけが聞こえます。

 

 

そして、暗闇の中を煌々と輝くかがり火を掲げた鵜飼船が近づいてきます。いよいよ鵜飼の始まりです。

 

 

 

 

木船をかんかん叩きながら、「おらんか、おらんか」という船頭さんの掛け声とともに、
鵜匠が放つ鵜が勢いよく水中に潜っていきます。
しばらくして魚を飲み込んだ鵜が引き上げられ、鵜匠が吐き出させていきます。

 

 

 

 

近くで見る鵜飼は、派手な演出はありませんが、静かな夜の嵐山を彩るまさに平安貴族の風雅な趣きです。

 

さて、鵜飼を楽しんだあとは、夜の嵐山の散策です。土産物屋も閉店し、人通りもほとんどありません。
それだけに、どこからとなく吹いてくる風を感じながら、
渡月橋や大堰川など夏の夜の散歩を静かに楽しむには絶好の景勝地です。

 

 

 

 

 

 

鵜飼の乗船場は、「花のいえ」から桂川(大堰川)を上流に歩いて10分ほどのところにあります。

 

夏の夜のひとときをのんびりと京都嵐山で過ごしてみませんか。

 

支配人 敬白

京都・嵐山 鵜飼開き 【支配人便り】 (2021年07月04日)

7月1日、梅雨時の曇り空のもと、嵐山の鵜飼が始まりました。

 

今年の鵜飼開きは、コロナ禍のため昨年に続き、近隣の子どもたちと保護者の皆さんが招待されて開催されました。

 

4月から3か月にわたって続く新型コロナの緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の重苦しさをかき消すように、夕暮れの大堰川に鵜飼のかがり火がともり、鵜匠の掛け声や櫂の音、子どもたちの歓声が響きわたりました。

 

午後6時からの神事のあと、大堰川を清めるかのように、静寂の川面に横笛の演者を乗せた屋形船が一艘。静まり返った嵐山に流れる笛の音がさらに静謐さを感じさせます。

 

 

そして、鵜飼の準備のため鵜匠さんを乗せた船が上流に上っていきます。

 

しばらくして、上流から五匹の鵜を連れて鵜匠さんが現れてきました。

 

いよいよ鵜飼の始まりです。鵜がしぶきを立てて川の中に飛び込んでいきます。

 

鵜がアユを飲み込んできたのでしょうか。鵜匠さんが勢いよく鵜を引き上げます。

 

 

そして、飲み込んだアユをはきださせていきます。お見事!

 

京都・嵐山の夏の風物詩、鵜飼。9月23日(木)まで、乗船は19時と20時の2回あります。

この機会に”花のいえ”でゆっくり過ごし、嵐山の鵜飼を楽しんでみてはいかがですか。

 

                                   支配人 敬白

 

嵐山 桜満開近し! 【支配人便り】 (2021年03月24日)

”花のいえ”から桜通信です。とにかく今年の桜は早いです。‼

嵐山の中之島公園は、この週末にも見頃を迎えそうです。

”花のいえ”の桜は今はちらほらですが、天気が良ければ一気に花開く勢いです。

この時期限定販売のご昼食「お花見御膳」(5,200円)もおかげさまでご好評をいただいており、

平日はまだ少しは空きがあります。ご予約はお早目に! 4月4日(日)まで。

 

【嵐山 中之島公園 3月23日撮影】

 

 

 

 

 

 

 

 

【花のいえ 3月24日撮影】

 

 

 

 

 

見頃を逃した方のために、葉桜の様子までお知らせしていきます。

是非、この機会に京都嵐山”花のいえ”にお越しください。

                             支配人 敬白

”花のいえ”のお正月 【支配人便り】 (2021年01月01日)

 

新年あけましておめでとうございます。

本年も”花のいえ”をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

 

”花のいえ”では、正月らしい装いで新年を迎えています。

唐門に備えた門松をはじめ、ロビーや客室の生け花、おせち風の朝食など

今回は、”花のいえ”のお正月をご紹介します。

 

 

まずは当館の入口、唐門の門松です。

 

 

 

玄関を入って正面には、金屏風を背に嵯峨御流のいけばなを飾っています。

実は、この金屏風、幕末・明治の円山派画家「上田耕冲」作ではないかと思われます。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

 

ごてんの間、浴室入口、ロビーにサブロビーと館内の所々に生け花でお正月を迎えます。

また、客室の床の間にも、それぞれのタイプにあった生け花を飾っています。

 

【ロビー】                  【ごてんの間】

 

 

【サブロビー】        【浴室入口】         【客室】

  

 

【客室】           【客室】           【客室】

  

 

【客室】           【客室】           【客室】

  

 

【客室】            【玄関入口】

  

 

 

そして、お正月だけに提供しているおせちふうの朝食です。

白みそに丸餅のお雑煮、数の子、くわい、栗きんとんに黒豆、昆布巻き、海老など

正月料理にふさわしい食材を盛り込んでいます。

 

 

 

 

さらに、大晦日と正月三が日にご宿泊のお客様限定で行っている恒例の「新春お楽しみ福引」です。特等は「花のいえ利用割引 5,000円券」です。

 

 

 

以上、令和3年、”花のいえ”のお正月の装いでした。

今年は、コロナ禍の影響で、例年よりお客様は少ない状況ですが、

”花のいえ”は、いつものお正月でお客様をお迎えしています。

そして本年は、”花のいえ”「創業70周年」の年です。

いろいろな記念事業を企画していきますので、皆様、乞うご期待ください。

 

支配人 敬白

 

 

(追伸)

12月30日夜からの寒波で大晦日の朝は雪景色となりました。

雪化粧した花のいえと嵐山をご覧ください。

 

 

 

花のいえ ~いけばなシリーズ1~  【支配人便り】 (2020年08月25日)

皆さん、“花のいえ”では、玄関やロビー、客室などに生花を置いているのにお気づきですか。生花は、概ね1週間ごとに生け替えをしています。

この“いけばな”は、「嵯峨御流(さがごりゅう)」の先生に生けていただいています。嵯峨御流は、”花のいえ”から徒歩約30分の嵯峨大沢町にある「大覚寺」に華道総司所が置かれている歴史のある流派の一つです。

 

【玄関(8月18日まで)】

 

【玄関(8月19日から)】

 

嵯峨御流は、ホームページによれば、平安の初め、嵯峨天皇が大覚寺の大沢池で、菊ガ島に咲く可憐な菊を手折り殿上の花瓶に挿され、その姿が「天、地、人」三才の美しさを備えていたことに感動されて「後世花を生くるものは宜しく之を以って範とすべし」と言われたことが、いけばな嵯峨御流の始まりであると伝えられているとのことです。

今回は、今年のお盆前後の時期に玄関入口のほか、ロビー、ごてんの間などに生けられたものをご紹介します。

 

【サブロビー(8月18日まで)】     【サブロビー(8月19日から)】

      

 

【客室(8月18日まで)】   【客室(8月19日から)】

  

 

【ロビー(8月18日まで)】           【ロビー(8月19日から)】

  

 

【關鳩樓〔かんきゅうろう〕(ごてんの間)(8月18日まで)】

 

【浴室入口(8月13日から)】

 

花のいえにお越しの際には、館内のいけばなにもご注目ください。今後も、「いけばなシリーズ」として皆さんにお伝えしていきます。

支配人 敬白

季節を感じる~京の夏の味覚”鱧”~  【支配人便り】 (2020年06月20日)

 

夏の京料理の食材と言えば、やはり「鱧(はも)」ですね。

花のいえでは、“夏の華やぎプラン”として、鱧をメインにした「はもしゃぶコース」を提供させていただいています。

 

【はもしゃぶコース】

 

 

「鱧」は、夏の京料理には欠かせない食材です。京都で鱧を食べる風習があるのは、暑い季節に長いものを食べると精力がつくとの言い伝えや、鱧は生命力が強く、京都まで生きたままで輸送できたからとも言われています。

京都や大阪以外の地域では、味は良いが骨が多くて食べにくい雑魚として、余り食べられていないようです。

次の写真は、当日仕入れた調理前の「鱧」です。グロテスクな姿ですが、確かに精力がつきそうです。

 

 

 

 

夏の味覚として珍重される「鱧」ですが、骨が約3,500本あると言われ、おいしく食べるには「骨切り」が必要です。

それでは、当施設の調理スタッフの「骨切り」の様子を動画でご紹介します。「シャッ、シャッ、シャッ」という音が小気味よく、本当に骨を切っているのを実感できます。

 

 

 

 

お見事‼ 美しい「はもしゃぶ」の出来上がりです。調理前とうってかわってお上品な姿に変身です。

 

 

 

この季節、はもしゃぶコースのほか、 華やぎプランの会席コースとお昼の花会席では「はも落とし」をお出しています。

皆さん、初夏の嵐山・花のいえで、新緑の庭園とともに、夏の味覚「はも料理」で季節を感じてみませんか。

 

支配人 敬白