レストラン再開への道 ~ガイドラインを形に~ (2020年05月19日)

4月7日(火)、福岡県に緊急事態宣言が発令されました。

それに伴い、ホテルのレストランは臨時休業が続いております。

この度、5月14日(月)の福岡県緊急事態宣言解除を受け、

レストランの営業再開に向けて準備を進めています。

 

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、今までと同じ状態で営業はできません。

福岡県が示す『食事提供施設における感染防止対策の徹底』を実施する必要があります。

 

まずは・・福岡県のガイドライン、ホテル業におけるガイドライン、外食業のガイドラインなど、

やるべき感染対策は何なのか??を把握する作業から始まりました。

 

お客様の安全、従業員の安全衛生管理など、ガイドラインには事細かな項目が沢山書かれています。

 

入店時の対策、座席へご案内する際の対策、テーブルサービスのやり方、会計時の対策など、今までの日常とはかけ離れた内容がたくさん。

 

ガイドラインを全て読むだけでも一苦労です。

 

その後やるべき感染対策をまとめ、いざミーティング開始!!!

 

総支配人、レストランスタッフ、調理課スタッフが集まり営業再開に向けたミーティングを重ねていきました。

 

 

お客様の安全、従業員の安全衛生管理は今までも実施していますが、

新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策は今までの衛生管理とは異なります。

 

その中でも飲食店にとって大きな問題は『座席の間隔を十分に空け3密を回避する事』です。

この項目は、どこの飲食店も頭を抱えているようです。福岡リーセントホテルが実施する対策は、

『座席数を従来の半分に減らしてお客様の安全を確保する事』になりました。

 

座席数を半分にしたレストランがこちらです。

 

 

2メートルを目安とし、座席の間隔を十分に確保しています。

座席の間には仕切りをセットし、飛沫感染を防ぐ対策も実施していきます。

そのため、今まではご案内できていた半分のお客様しかご案内することができません。

 

それでも、まずは営業が再開できる喜び。

何よりも、久しぶりにお客様とお会いできる喜び。

 

そんな沢山の喜びを感じながら、営業再開に向けて進んでいます。

 

レストラン再開への道のりは、まだまだ続いていきます。