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仙台発祥といえば・・・ (2019年07月23日)

暑かったり、寒かったりするこの季節、風邪など引いていませんでしょうか?
ホテル白萩の三浦です。

 

今回は、仙台発祥とされる食べ物は、牛たん焼が有名ですが、その他にも仙台発祥の地とされる食べ物が
いくつかあります。
そこでそのルーツを探ってみました。

 

最初にお伝えするのは、これからの季節にぴったりの「冷やし中華」です。
冷やし中華発祥の地(諸説がありますが)で、元祖とされるのが仙台市青葉区の「龍亭(りゅうてい)」です。
その龍亭の初代店主が「涼拌(りゃんばん)麺」という名前で1937年に考え出したのが始まりです。

 

 

当時は冷房設備もなく、熱い中華料理は暑い夏には敬遠されており、中華料理店でつくる組合の人たちが「売り上げの落ちる夏に、なにかいい冷たい料理はないか?」と話し合い、冷やした中華麺に野菜を乗せ、お酢を混ぜたタレで食べる麺料理を提案して、考え出されたのが冷やし中華です。

透明な皿に盛られ、見た目も涼しい涼拌(りゃんばん)麺

 

 

戦時中は「ぜいたく品」として提供できず戦後に再開し、約30年前に具を別々にする今のスタイルになった
そうです。

 

次にお伝えするのは、日本最古のハンバーガー「ほそやのサンド」です。
日本最古のハンバーガー屋と言われているほそやのサンドは1950年創業、東北一の繁華街「国分町(こくぶんちょう)」に店を構えています。

 

仙台に住んでいる人もしくは住んでいた人でも、お店の名前を知っていても意外と入ったことのある人は少ないのかもしれません。
創業は1950年で、創業者の方は山形県の米国キャンプ(現在の山形空港)の飲食店でアメリカ仕込みのハンバーガーを教わり、日本にも広めたいとお店を開いたのが始まりだそうです。

 

ほそやの店舗外観と牛肉100%でシンプルにして格別なハンバーガー

 

 

変わらぬ味を現在まで、親子三代に渡り守り続けているハンバーガー店です。
■ 龍亭      仙台市青葉区錦町1-2-10 11:00~14:30
当ホテルから徒歩5分     17:30~21:00

http://ryu-tei.jp/

 

 

 

■ほそやのサンド 仙台市青葉区国分町2-10-7   11:30~22:00
当ホテルから徒歩20分 (HPなし)

 

 

 

夏休みの思い出に、ホテル白萩にご宿泊されて、仙台発祥の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

皆様のお越しをお待ちしております。
担当 三浦