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熊本で愛されるお酒 (2019年01月08日)

昔から熊本では、お正月のお屠蘇と言えば「赤酒」です。

今回は熊本の地酒「赤酒」をご紹介いたします。

 

毎年、水前寺共済会館グレーシアのおせちの特典にも、赤酒が選べるようになっています。

 

赤酒は、灰持酒(あくもちざけ)ともいわれ、酸を中和し保存性を高めるため

もろみを搾る前に「木灰」を入れることが最大の特徴です。

「木灰」を使うことで、独特の芳香を持ち、微アルカリ性に近い性質となり

時間の経過とともに、糖分やアミノ酸が反応し、自然に赤色になることから

「赤酒」と呼ばれるようになった・・・とのことです。

 

熊本では、みりんの変りに「赤酒」を使うこともあります。

みりんは”身をしめる”特徴がありますが、赤酒には”身を柔らかく、ふっくらとさせる”といった違いがあります。

「みりん」と「赤酒」を使い分けると、料理の幅が広がってきます。

 

熊本のお酒店では、必ずと言ってよいほど店頭に赤酒がならんでいます。是非一度、お試しください。

お土産としても、おすすめの逸品です。