アルバイトメンバーありがとう (2019年04月01日)

卒業シーズンの3月も終了いたしました!

水前寺共済会で共にお仕事をしてくれていたアルバイトの大学生達が、

先月、卒業式終了後、着物姿を見せに来てくれました

高校卒業したてで初々しかったアルバイト生達も、4年もたてば

しっかり社会人の顔になりました!

本当に今までありがとう~!素敵な社会人になってください!

 

卒業シーズンです (2019年03月10日)

熊本の健軍小学校正門には、必ずこの時季に満開を迎える桜があります。

小学校6年生の卒業式終了後、卒業生と保護者は、満開の桜の木の前で記念撮影するのが

恒例となっています。

この桜の木も、沢山の生徒たちを見守り続けてきました。

桜の花は、時に華やかに・・・時に寂しく・・・映し出されますが

桜の木から、鶯の鳴き声が聞こえてくると

「あ~春だな~!」  と、身に染みる今日この頃です。

今年は、桜の花のように、美しくそして穏やかな日々が持てますように!

熊本のおすすめ料理④ (2019年03月02日)

今回はいきなり団子をご紹介いたします。

小麦粉を練って伸ばした生地で、厚さ1㎝程の輪切りにしたさつま芋と粒あんを包んで蒸したものです。昔ながらの素朴な郷土菓子です。

水前寺共済会館グレーシアの郷土料理プランデザートとしても、よく出される逸品です。

  「簡単,手軽,直接」という意味を、熊本の方言で「いきなり」といいます。

いきなり団子の名前の由来は、方言からきているようで・・・

⇒ いきなり(突然)お客様がきても、すぐに作ってもてなせる団子

⇒ いきなり(簡単)団子生地で蒸して、いきなり(簡単)作れる団子

という意味が重なって「いきなり団子」と、言われるようになったそうです。

 

いきなり団子は、熊本のお饅頭屋さんでは、必ず店先に出されている名物菓子です。

熊本へお越しの際は、素朴でどこか懐かしさを覚える「いきなり団子」を、是非ご賞味ください。

 

 

 

熊本のおすすめ料理③ (2019年02月02日)

熊本県人の食事会に欠かせないのが、馬肉料理です。

その中でも、やはり「馬刺し」は人気の逸品です。

馬肉・馬刺しを食べる文化が広まったのは、肥後熊本藩初代藩主 加藤清正にルーツがあるというのが有力だと言われています。

400年程前に豊臣秀吉との朝鮮出兵で大陸に渡った際、食糧が底付き、やむなく軍馬を食した事が始まりで、帰国後も好んで馬刺しを食するようになり、熊本で馬刺しを食べる文化が根付き、全国へと広まったそうです。

馬肉には、鉄分が多いのが特長で、疲労回復効果があるといわれています。

水前寺共済会館グレーシア内 レストランsuizenjiでも、ご予約いただければ

「馬刺し」をお出しすることができますので、是非 ご賞味ください。

 

熊本で愛されるお酒 (2019年01月08日)

昔から熊本では、お正月のお屠蘇と言えば「赤酒」です。

今回は熊本の地酒「赤酒」をご紹介いたします。

 

毎年、水前寺共済会館グレーシアのおせちの特典にも、赤酒が選べるようになっています。

 

赤酒は、灰持酒(あくもちざけ)ともいわれ、酸を中和し保存性を高めるため

もろみを搾る前に「木灰」を入れることが最大の特徴です。

「木灰」を使うことで、独特の芳香を持ち、微アルカリ性に近い性質となり

時間の経過とともに、糖分やアミノ酸が反応し、自然に赤色になることから

「赤酒」と呼ばれるようになった・・・とのことです。

 

熊本では、みりんの変りに「赤酒」を使うこともあります。

みりんは”身をしめる”特徴がありますが、赤酒には”身を柔らかく、ふっくらとさせる”といった違いがあります。

「みりん」と「赤酒」を使い分けると、料理の幅が広がってきます。

 

熊本のお酒店では、必ずと言ってよいほど店頭に赤酒がならんでいます。是非一度、お試しください。

お土産としても、おすすめの逸品です。

 

 

金栗四三さんを訪ねて (2019年01月02日)

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

新年を迎え、早速・・・今年の大河ドラマ「いだてん」の主人公、金栗四三さんの生家を訪ねてきました!

 

マラソンの父と言われている「金栗 四三」かなくり しそう さん

日本人として初めてオリンピックに出場され

箱根駅伝の開催、女子スポーツの普及などに貢献された方です。

金栗四三さんは、明治24年8月20日 今の和水町(なごみまち)で生まれまた。

 

生家は酒造業を営んでおり8人兄弟の7番目として生まれ、四三さんが生まれた時、父親が43歳だった理由で「四三」と名付けられたとのことです。

 

幼いころはもともと虚弱体質だったそうですが、小学校に入学するころには元気な少年となり、往復12㌔の距離を、走って通学!そのころ、2回吸って2回吐くという呼吸で走ると苦しくないことに気付いたそうです。

 

その後、今の熊本県立玉名高等学校から、今の筑波大学へと進学し、柔道の創始者である嘉納治五郎さんとの出会いが、四三さんの運命を大きく決定づけるものとなりました。

人の2倍練習し長距離ランナーとなっていきます。そして日本のオリンピック初参加として国内予選があった時、四三さんは黒足袋で頑張りみごと優勝!当時の世界記録を27分も縮めるという、素晴らしい結果だったそうです。

その後、世界の数々の大会に出場し、熊本に帰郷すると熊本県体育協会の設立に力を注ぎ、初代会長に就任しました。

 

金栗四三さんはユーモアあふれた方でもあったそうで、名言がいくつか残っている中、有名なのが・・・

 

⇐ 「体力・気力・努力」

金栗四三さんが歩んできた道そのものです。

 

 

55年の時を経て、ストックホルム大会55周年記念祝賀行事で走られた後のコメントに

「私はオリンピックで、優勝はできんかったとじゃ。ばってん!あの第5回ストックホルム大会に出場したオリンピック選手は皆、亡くなってわし1人になったとじゃ!長生き競争には、わしが1番たい!はっはは!」

と熊本弁満載!ユーモアあふれるコメントはおみごとです!

 

熊本の誇りでもある金栗四三さんの大河ドラマ「いだてん」を、今年はしっかり見ようと思います!

人生を無駄にすることなく生き抜く力、これからの世の中には、必要なことです!

熊本の和水町も今年は元気になります!

皆様も一度、足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

どこか懐かしさを感じる心和む町です!

詳細はこちらをご覧ください⇒ http://www.kanakurishiso.jp/user_data/seika

 

 

 

 

 

 

今年の思い出 (2018年12月29日)

今年もいよいよ終わりに近づいております。

1年を振り返れば、今年も様々な事がありました。

今年の夏は、大変暑く・・・水前寺共済会館グレーシア館内のクーラーが、効きにくいという日々が続きました。

その猛暑の夏に、会議室の天井から水滴が!!・・・という事件がおき

原因が分からないまま時間が経過・・・そんな中、さらなる悲劇が!

隣の部屋の天井から滝のようなお湯が滴れ落ち、部屋の一部が水浸しとなり

スタッフ皆大慌て!!!

原因はその後、すぐわかりましたが・・・大変な思いをした今年一番の夏の思い出です。

 

多くの出会いと、別れ・・・感動の涙と、悲しみの涙・・・思い返せば、今年も激動の1年だった様な気がします。

これからも、水前寺共済会館グレーシア スタッフ一同、笑顔でお客様方を、お迎えできるよう、日々努めてまいります。

どうぞ来年も、よろしくお願いいたします。

 

 

熊本のおすすめ料理② (2018年12月20日)

今回ご紹介する熊本おすすめ料理は

お酒好きの方には、とくに好まれる郷土料理です。

酒の肴にもなる熊本名物   「辛子蓮根」 & 「ひともじぐるぐる」 

水前寺共済会館グレーシアの宴の席でよく出される逸品です!

ふた品とも、熊本の歴史上有名な細川家が、かかわっているようです。

 

 

まず、「辛子蓮根」の歴史をたどると、350年程になるそうで・・・

当時の熊本藩主であった細川忠利が病弱だったため豊前国の耶馬溪羅漢寺の禅僧であった玄宅が、忠利を見舞った際、蓮根を食べるようにすすめられたそうです。そこで、忠利の滋養強壮の為に、加藤清正が熊本城の外堀に非常食として栽培していた蓮根の穴に、からし粉を混ぜた麦味噌を詰め、麦粉・そらまめ粉・卵黄を混ぜて衣をつけたものを、菜種油で揚げたものを忠利に献上した事がはじまりのようで、そのからし蓮根を輪切りにした断面が、

左記の、細川家の家紋(九曜紋)と似ていたことから 門外不出の料理とされていたそうです。

その後、明治維新ごろからは、一般家庭にも伝わり、食べられるようになり、蓮根が増血剤として優れ、からしには食欲増進作用があることから、健康に良い郷土料理として親しまれるようになりました。

一口食べると、もう一口・・・というように、やみつきになるのが、からし蓮根です!熊本のお土産の逸品にもなっておりますので、是非、お土産のひと品としても、おすすめ致します。

 

 

次に、「ひともじぐるぐる」をご紹介します。

「ひともじ」とはワケギに似た小ネギの一種で、古くから栽培されている熊本の伝統野菜の1つです。

左記のように、白根の部分が膨らんでおり、葉が細く、軟らかく甘みがあるのが特長です。

 

はじまりは、6代目細川藩主・細川重賢が、節倹耐乏の生活を推奨した際、安くて美味しい酒の肴として、考案されたといわれており根元を芯にしてぐるぐると青葉を巻くことから「ひともじぐるぐる」といわれるようになったそうです。

食べ方として、酢みそでいただくとさらに美味しく、噛むほどに素材の持つやわらかな甘みを楽しめる逸品となっています。

 

 

熊本の各居酒屋さんでも、今回ご紹介いたしました「辛子蓮根」と「ひともじぐるぐる」は、よく見られます。熊本にお越しの際は、一度お試しください。

 

 

 

 

 

12月になると届くお花 (2018年12月10日)

 

水前寺共済会館内の、グリーンの鉢物を管理してくれている

ワールドグリーンさんから、12月になると必ず届くお花が     

シクラメンです!    →    →    →    →    →     →

毎年ありがとうございます!

今年はピンクのシクラメンです

 

ピンクのシクラメン 花言葉は ・・・ 「憧れ」 

 

シクラメンを見ると、クリスマスがそこまでやってきたな~!と思うと同時に・・・

どうしてもケーキが食べたくなります!

また、12月になるとクリスマスディナーメニューが多くのお店で見られるようになります。

当館内、レストランsuizenjiでも、クリスマスディナーのご予約を承り中です。

お席に限りがございますので、お早めのご予約をおすすめいたします!

詳細はこちらをどうぞhttp://suizenji-kk.com/

熊本のおすすめ料理① (2018年11月06日)

11月に入り、熊本も季節はすっかり秋になりました!

だんだん寒くなってくると、温かいものを食したくなってきます。

そこで今回ご紹介したい郷土料理が・・・

レストランSUIZENJIにもメニューとしてご提供している

 

「タイピーエン(太平燕)」です!   ⇒     ⇒      ⇒

 

たっぷりの野菜と春雨を、やさしい味わいのあっさりとしたスープにからめた

熊本のソウルフードとして、地位を確立しています!

もともとは、中国・福建省福州市で、家族や親戚が集まる祝いの席で食べられていたスープ料理が、明治時代に熊本に渡ってきた華僑(かきょう)が、故郷の料理をアレンジして作ったものといわれています。

今では庶民派の食堂から高級料理店まで、熊本市を中心にしたほとんどの中華料理店でメニューとして載っているほか、熊本のラーメン店で提供されていることも多いです!

 

子どもの頃は、学校給食で太平燕が出るとすごく嬉しかったことを覚えています。そののち大人になって熊本を離れ、太平燕を食べたいと思っても、なく・・・・。他県の中華街にも太平燕が、メニューの中にないことを知った時は、本当にびっくりしました。

熊本にお越しの際は、お食事の一品として、まずは 「タイピーエン(太平燕)」 をおすすめいたします。