『ひとりSDGs』 〜ホテルマンあるある〜 (2023年01月16日)

サポートマーク
 
いつもホテルアウィーナ大阪をご利用いただきありがとうございます。ご無沙汰しております。
営業から総務課に異動して早3年、外回りの刺激が無くなり、すっかり
①「し」み(シミ) ②「し」わ(シワ) ③「し」らが(白髪) ④「ろう」がん(老眼) の老体「さんしろう」になっております。
それでもコロナ太りに陥ることも無く、しっかり体調管理をしていますが、どうにもならないのが「五十肩」。日々、激痛に怯えながら頑張っています。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 
私のブログネタといえば、営業の頃からずっと「ぶらり昼飯一人旅」でしたが、今回は違うネタをご用意致しました。ホテルで働いている方なら皆さん心当たりのあると思われますが、
「勤務中でなくても店員さんと間違われる」 
「よく道を尋ねられる」 
「人助けをする場面に遭遇する(人に助けを求められる)」
 
他ホテルを利用している時や書店、スーパー、ホームセンター、雑貨屋、喫茶店、居酒屋等々、明らかにその店の制服でないのに普通に間違われることがあります。
新郎の兄として出席した披露宴会場のホテルロビーでトイレや会場を尋ねられたり、披露宴中には他のテーブルの方から飲物のオーダーや料理の確認等を依頼されたり、ホームセンターでは、資材の量り売りの注文をされたり、居酒屋では、普通に注文されてオーダーを受けたこともあります。
 
また、道を尋ねられることや人助けをする場面に遭遇することも人より多いのではないかと思います。おそらくこれを読んでいるホテルマンの方は、皆さん大きくうなずいていることでしょう。
道に迷っていそうな方を見かけたら声をかけて案内したり、駅の階段で重そうな荷物を持った年配の方を見かけたら声をかけてお手伝いしたり、電車やバスで席を譲ったり、小さな子供が泣いていたらふざけて笑わせてみたり、かわいいワンちゃんがいたらわしゃわしゃしてみたり。
ホテルマンだからか「おもてなし」や「手助け」の雰囲気が滲み出ているのでしょうか。そんなふうに言われることもあって嬉しく思いますが、この「手助けの心」がマイナスにでることもありました。
年配の方に席を譲ろうとして、「年寄扱いするな」と怒られ、大きな荷物を持たれている方を手伝おうとして断られたり、お腹の大きな女性に席を譲ろうとして「妊婦じゃありません」と不快にさせてしまったりと最近では、自分から手助けをすることが怖くなっていました。
 
ヘルプマーク他
» マークの詳しい説明はこちら
 
「障がい者のための国際シンボルマーク」 「盲人のための国際シンボルマーク」 「身体障がい者マーク」 「ほじょ犬マーク」 「耳マーク」 「手話マーク」 「筆談マーク」 「聴覚障がい者マーク」 「マタニティマーク」 「ハート・プラスマーク」 「ヘルプマーク」
 
これは、様々な配慮を求めている方々のためのマークです。世の中には助けを必要としている方々がたくさんいます。このマークでまわりに「ヘルプ」を知らせています。
ですが、それに気付く人が少なく気付いてもらえなかったり、誰に助けを求めていいのかわからない、手助けをしたい心はあるのに手助けをするのが怖い、私もそんなモヤモヤを抱えたまま数年が経ち、つい先日これを見つけました。
 
「サポートマーク」です。
 
サポートマーク
 
この「サポートマーク」を身につけていれば、周囲に配慮を必要としている方々も助けを求めやすくなります。また、「サポートマーク」を身につけた人も手助けの意識が高まります。『手助けをしたい心はあるのに、手助けをするのが怖い。』そんな悩みを持っていた私にとって、これほど頼もしいものはありません。さっそく申し込み、先日自宅に届きました。今は通勤バッグに着けています。ついつい張り切りすぎて、手助けを必要としている人がいないかきょろきょろしながら通勤しています。そんな時に限って、手助け場面に出会わないものですね。
 
持続可能でよりよい世界を目指すSDGs、「サポートマーク」も個人でできる活動のひとつではないでしょうか。今回は、いつもと違ったお話をいたしました。気に入っていただけたら、SNS(FacebookまたはInstagram)の「いいね」評価とフォローをお願いします。
総務課さんしろうでした。
 
 
大阪上本町駅より徒歩3分のホテルアウィーナ大阪
TEL:06-6772-1445(9時〜18時)