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万博記念公園の『太陽の塔』に行ってまいりました。 (2018年10月05日)

大阪上本町にあるホテルアウィーナ大阪 宿泊係の永吉です。
休日に、台風24号が接近している曇天のなか、万博記念公園に行ってまいりました。
 
ウルフルズのコンサートがあったため、駅前は大勢の人で賑わっておりました。
 
そんな中、私の目的は現在内部公開が行われている『太陽の塔』!
 

太陽の塔の後ろ側
 
1970年に開催された通称“大阪万博”こと「日本万国博覧会」のシンボルとして、
芸術家・岡本太郎によって制作された「太陽の塔」。
 
万博閉幕後、すべてのパビリオンが撤去されるなか太陽の塔の永久保存が決まり、
内部は半世紀近くにわたって扉が閉ざされていましたが
耐震補強工事や内部の修復工事を経て、今年の3月19日から一般公開が開始されました。
 
内部の入館には事前にホームページにて予約が必要となります。
登録画面でアカウントを作成し、予約カレンダーから空いている枠を選択して予約を行います。
予約画面を確認したところ直近の日にちは予約で埋まっており、取れたとしても早くて二ヶ月先とのこと。
 
諦めきれず予約カレンダーをマメにチェックしていたところ、
台風が接近していた影響でキャンセルが出ていたので、運よく予約をすることができました。
 
万博記念公園の中央口に入り、太陽の塔を正面から見て左側にある階段を降りると入口があります。
 

 

 
事前に予約していたQRコードの画面を受付でかざしてチケットを発券して、いよいよ内部へ。
 
残念ながら塔内部は写真撮影禁止です。チケットの写真で雰囲気を感じてください。
 

 
内部は地下にある【地底の太陽】ゾーンから地上に続く【生命の樹】へと
順に観覧していくかたちになっており、
各ポイントに館内スタッフがオブジェや万博当時の様子を説明してくれます。
 
【地底の太陽】ゾーンは、「過去:根源の世界」のテーマのもと、様々な仮面や神像が並べられ、
映像や照明を組み合わせて世界観を伝えています。
中心には、万博閉幕後に行方不明となっていた巨大な仮面が、復元展示されています。
 
スタッフ案内され、塔の胎内にある【生命の樹】へ。
 
地下から地上へと続く巨大な造形物【生命の樹】は、実物で観るとかなりの迫力があります。
 
1本の樹体に張り付く33種のオブジェはいのちの歴史を表しており、
下から上に行くにしたがって生命の進化を辿ることができます。
 
修復再現されたオブジェの中には、あえて修復をせず劣化したままのオブジェもありました。
万博に当時使われていたBGM【生命の讃歌】が使われており、
当時の様子を再現する様々な工夫が感じられます。
 
塔の軽量化を図るためエスカレーターから置き換えられた階段を使い、太陽の塔の上層部へ。
観覧が可能な部分は、腕のある高さまでとなります。
 
万博当時は太陽の塔を囲むように大屋根が建設されており
塔の腕はその大屋根に続いていたので、腕の中は当時の姿のまま階段があります。
腕の中は渦を巻くように鉄骨が続いており、照明とあいまって幻想的な空間が広がっていました。
大阪万博のシンボルマーク【桜】が鉄骨に残されてあるので、
これから行かれる方は探して見てください。
 
約30分と短い時間の観覧を終えてエレベータを使い出口へ。
出口にあるショップにて、お土産に買いました。
 

 
太陽の塔以外にもエキスポシティで遊ぶこともできるので、
万博公園で一日楽しむことができます。
秋の行楽シーズンに「太陽の塔」へ行かれてみてはいかがでしょうか。
 
>> 万博記念公園へのアクセス
 
 

ホテルアウィーナ大阪 宿泊係 永吉